歴史を考える

世界や日本における古の歯の治療の歴史に関して

世界各地で旧石器時代から出土した遺骨の歯には抜いた後が見つかっており、虫歯を抜くことで治療をしていたと見られています。また同様に歯を削った後も見られ、現在の歯科治療に近い形の事が既にこの時代から行われていました。 また日本で見つかった旧石器時代の遺骨には宗教的、あるいは装飾的な理由などで歯を抜いたり削ったりする習慣もありました。 紀元前5000年前には、バビロニア王家の図書館で虫歯の原因として歯の虫がいるとの記述がされ、現代にもその粘土板が残っています。また紀元前1700年頃書かれた有名なエジプトの医学書である、「エーベルス・パピルス」には虫歯の治療法について記載があるなど、有史以前から虫歯に多くの人が悩まされ、そのための治療法が研究され、実践されてきました。

歯科ではインプラントの治療技術の発達がこの先進む

失った歯を補うのが歯科のインプラント治療であり、天然歯に非常に似ているその本体部分であるフィクスチャーは、自然な感触で咀嚼ができて人工歯と同じように日常において用いる事ができます。このため現在の歯科での人工歯治療において最も注目されており、今後さらに研究が進み、治療技術の発達が期待されている分野です。 インプラントの優れた点は、天然歯同様に歯の根がフィクスチャーと分離しているため、入れ歯のようにわざわざ取り外して手入れをしたりする必要がない点にあります。インプラントの人工歯根は歯骨と直接的に結合しており、これが本物に近い使い勝手を生んでいます。 現代の歯科でのインプラント施術は成功率の問題もあって全ての人においてうまくいくとは限りませんが、今後はその治療成功率も高まっていくと予測されています。